猫背
悪い姿勢の代表格ともいえる猫背。
腰痛、肩こり、頭痛の原因になるほか、見た目が悪くなるうえに、相手に与える印象も悪くなってしまうので、早めに何とかしておきたいものです。
猫背になる原因
人間の背骨を真横から見ると、生理曲線と呼ばれる緩やかな「S字」の曲線になっていて、歩行時の衝撃などが一箇所に集中してかからないように、力が分散される構造になっています。
その「S字」の曲線が崩れ、背中が「Cの字」や「くの字」に曲がった状態が猫背になります。
猫背になるのは座っている時の姿勢が大きく影響します。
座るという姿勢は横になっている時、立っている時と比べ、腰にかかる負担が大きくなるため、座るポジションが悪いと疲れやすくなり、楽な姿勢をとろうとして次第に背中や腰が丸くなり、いわゆる猫背の姿勢になっていきます。
また、仕事で長時間前屈みになって働いていたり、パソコンやテレビの画面に集中して顔を前に突き出した姿勢が続くと、背骨の自然なS字曲線を崩すことになり、猫背になります。
その他では、加齢による腹筋や背筋の衰えにより正しい姿勢を保つことが難しくなり、猫背になることがあります。
このような姿勢を続けることで次第に猫背になっていきます
- デスクワーク・勉強などで下を向いていることが多い
- いつも椅子に浅く腰掛け、背もたれと腰の間に隙間ができる
- 床や地面にあぐらや体育座りをすることが多い
- いつも机に肘を付き、顔が前に出ていることが多い
- 軟らかいソファに座ることが多く、いつも背中が丸まっている
- パソコン・テレビ・ゲームに夢中になり、気が付くと顔を突き出した姿勢になっている
- うつ伏せで本を読むことが多い
猫背がもたらす悪影響
猫背になることで生じる様々な影響について考えてみましょう。
肩こり
猫背で顔を突き出した姿勢になると、重量のある頭部を支えるため首の筋肉が緊張した状態となり、肩こりになります。
また、首の弯曲がなくなったストレートネックになる方も多く見られます。
腰痛
猫背になって背中が丸まり、生理曲線が崩れることで腰に負担がかかり、腰痛の原因となります。
猫背で腰痛が慢性化したまま放っておくと、「腰部の丸まり」「必要以上の腰への負荷」が重なることで、腰椎椎間板ヘルニアになりやすいので注意が必要です。
頭痛・自律神経失調症
首周辺の筋肉の緊張やストレートネックの影響で神経が圧迫を受け、頭痛や内臓などのコントロール機能が低下する自律神経失調症になることがあります。
また、常に内臓が圧迫されていることで内臓の機能が低下し、ここから自律神経へ影響することも考えられます。
猫背で肩こりや腰痛に悩まされている方が多いように、現在症状が出ていない方でも、姿勢を改善しなければ将来的には上記の症状に悩まされることになります。
猫背や姿勢の悪さが気になるならたいよう整体院までご相談ください
たいよう整体院では、丸まった背中が伸びて自然な姿勢が取りやすいように、背面の筋肉の緊張を緩め、背骨の土台となる骨盤の歪みの調整、首の骨の調整などを行っていきます。
施術後に座り方をはじめ姿勢の指導を行っておりますので、肩こりや腰痛の症状改善はもちろん、
「姿勢を良くしてファッションを楽しみたい」
「将来、痛みに悩まされるのは嫌なので、今のうちに予防をしたい」
というあなたも、お気軽にご相談ください。
あなたも痛みのない生活を取り戻しませんか。
検査・ご相談は無料で受付けております。
お電話でお気軽にお問合せください。
TEL 04-2939-8800